禁煙外来
 以下の4項目を満たす方は保険診療で禁煙治療を受けられます。

 1、ニコチン依存症テストで5点以上
 2、1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上
    (35才未満の方は満たさなくても可)
 3、直ちに禁煙を始めたいと思っている
 4、禁煙治療を受けることに文書で同意


 過去に治療に失敗している方も、1年以上経過していれば、何度でも禁煙治療を受けられます。
 不明な点はお気軽にお問い合わせください。


 タバコについて
タバコを吸うと、様々なガンになる危険性が高くなることはよく知られていますが、他に脳卒中や心筋梗塞などの血管病になる危険性も高くなります。
このため、タバコを吸う人は吸わない人に比べて、
平均10年程度、寿命が短くなるとされています。
このように健康へのたくさんの悪影響があるタバコですが、タバコに含まれるニコチンには覚醒剤を上回る依存性があり、自力で禁煙するのは難しいです。
禁煙外来では、禁煙補助薬というニコチン依存の症状を軽減する薬を用いた治療を行います。
また、タバコは、吸った人への直接被害があるだけでなく、タバコの副流煙による二次喫煙、衣服や部屋の壁紙や天井にタバコ煙が付着することによる三次喫煙といった受動喫煙により、身の回りの人々への健康被害ももたらします。
こういった他の人への受動喫煙を防ぐため、今は原則的に屋内での喫煙は法律で禁止されるようになっています。


以下、外部リンク
なくそう!喫煙 ; 厚生労働省
日本禁煙学会による加熱式タバコへの警告
タバコを吸うと、様々なガン、脳卒中、心筋梗塞になりやすくなる
タバコを吸うと寿命が10年縮む
タバコを吸うと家族が病気になりやすくなる
タバコを吸うと新型コロナ死亡率が3倍になる
タバコの依存性は酒や覚醒剤より強い
屋内施設での喫煙は違法